東日本大震災で被災した建物の解体工事の際、アスベストの含有された建材が残っていたことが発見されました。ただちにシートで覆うなどの飛散防止措置が行われましたが、もし発見が遅れていたら飛散したアスベストによるさらなる被害が出ていたことでしょう。
ええ、
アスベストってなんぞやと。
アスベストとはまたの名を
石綿ともいい、繊維状になった鉱石の事で古くから
燃えない布などと呼ばれて珍品扱いされておりました。
なお、ロシアにある
アスベスト市とかカナダにある
アスベスト村とかはちょっとだけ関係あります。
このアスベストという物質、その構造や性質から、
・内部に空気を含む構造のため防音や断熱用として建材などに
・電気を通さないので絶縁体材料として
・車両のブレーキパッドやクラッチなど
・瓦とか屋根とか
・水道のパッキンとか
とあらゆる方面に大活躍していたのです。
しかし、アスベストの微細な繊維は体内に吸引されると
肺癌や
中皮腫を引き起こす原因であることが分かり現在ではほとんど使われておりません。
これらの危険性が分かるまでに数十年、使用が禁止されるまでにはそれよりも長い年月が経過してしまっており、現在私たちが暮らす建築物の中で特に古い建物にはアスベストが使用されており、解体工事の際にアスベストが飛散する危険があるのです。
先述の工事の際にアスベストが見過ごされたのは見つけづらい箇所にアスベストが使われていた事や震災によって建物の図面が失われていて目視でしか確認できなかった事、素人がパッと見ただけでは区別がつかなかったなどの原因が挙げられております。
そのため解体工事の際は細心の注意を払って調査を行い、飛散の危険を無くす必要があるというわけです。
なお、このブログの背景で飛び散ってるのは雪です。誓ってアスベストではございません。
Hyu-ga
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